株式会社大阪エル・シー・センターは、電話代行サービス「CUBE電話代行サービス」および「My Team108電話代行サービス」を提供するサービス業の企業です(従業員数51〜100名)。競合が多い電話代行市場で集客を強化するため、新規サービスの立ち上げ、既存サービスのWeb改善、そしてHubSpotの運用という3つの課題に同時に取り組む必要がありました。
シーラベルは2024年より同社のマーケティング支援を開始。戦略立案から施策実行・プロジェクト管理まで一気通貫で担い、12か月以上にわたる継続支援の中で複数の施策を同時並行で推進しました。本記事では、そのプロジェクトの全容をご紹介します。
マーカスコンサルタント

中能 麻衣(Nakayoku Mai)
プロジェクトマネージャー・制作ディレクター/MA・SFAコンサルタント
人材紹介会社でリクルーター・キャリアアドバイザーを経験後、ランサーズでは制作ディレクターとしてコンテンツ進行や品質管理、営業・採用にも幅広く携わる。2022年よりシーラベルに参画し、BtoBマーケティング領域のプロジェクト推進やITツールの導入支援を担当。業務設計から運用定着まで一貫して伴走する他、制作進行・顧客対応・採用など多岐にわたる業務を行っている。「お客様のビジョン実現を、自分自身のビジョンとして捉えること」を信条とし、スピードと丁寧さを両立した対応力でクライアントから信頼を得ている。
ご依頼の背景と課題
会社・サービス概要
株式会社大阪エル・シー・センターは、ビジネス向け電話代行サービスを主力事業とする企業です。「CUBE電話代行サービス」で長年の実績を持つ同社は、新たに「My Team108電話代行サービス」を立ち上げ、サービスラインナップの拡充を図っていました。
電話代行市場は競合が多く、マーケティングによる差別化が集客の鍵を握ります。しかし同社では、複数の事業課題が重なり、マーケティングを思うように推進できない状況が続いていました。
抱えていた課題
同社がシーラベルに相談を持ちかけた背景には、主に3つの課題がありました。
第一に、新規サービスの認知・契約獲得に向けたリソース不足です。「My Team108電話代行サービス」の立ち上げに際し、LP制作やダウンロード資料の整備、導入事例の制作など、やるべきことは明確でありながら、社内だけでは対応しきれない状況でした。
第二に、既存サービスのWEBサイト改善とSEO対策の継続的な実行です。「CUBE電話代行サービス」では安定した流入確保のためにコンテンツ施策とサイト改修を進める必要がありましたが、日常業務と並行して取り組むことが難しい状況でした。
第三に、HubSpotの運用定着です。顧客管理の高度化を目的にHubSpotを導入したものの、ノウハウ不足と工数不足が重なり、活用が十分に進んでいませんでした。
シーラベルの支援内容
異なる事業フェーズ・領域の課題に、一気通貫で対応
シーラベルは、新規サービス・既存サービス・HubSpot運用という3領域の課題に対し、それぞれに最適な施策を優先度をつけながら同時並行で実行しました。まず最初の1か月でヒアリングと戦略設計を実施し、以降は週次でマイルストーンを設定、月次の定例MTGで進捗を確認しながら12か月以上にわたって支援を継続しています。
支援チームは制作ディレクター・ライター・デザイナー・エンジニアで構成。単一の担当者に依存せず、チームとして総合的にサポートできる体制を整えました。
支援のポイント
ポイント01|複数の施策を一気に進行
施策の優先度を踏まえた効率的な実行計画を策定し、複数の施策を最短で実行することで、短期間での成果創出を目指しました。新規サービスの立ち上げを最優先としながら、既存サービスの改善とHubSpot運用支援を並行して推進しています。
ポイント02|随時発生するご要望に柔軟に対応
施策ベースの固定的な対応ではなく、課題解決の視点から常に最適な提案を行いました。プロジェクトの進行中に生まれる新たなご要望にも素早く対応し、状況に合わせて施策内容を柔軟に追加・変更できる体制を維持しました。
ポイント03|あらゆる施策でメッセージを統一
3C分析・顧客インサイト抽出・バリュープロポジションの整理・キーメッセージの言語化というプロセスを経て、提供価値を明確化しました。LP、WEBサイト、資料、SEO記事と、すべての施策において一貫したキーメッセージを発信することで、ブランドの統一感と訴求力の最大化を実現しました。
施策の詳細
LP制作:提供価値の言語化から一気通貫で制作
新規サービス「My Team108電話代行サービス」のLP制作では、まずターゲットのペインとインサイト、競合状況の理解を深めた上でフォーカスすべき提供価値を明確化することからスタートしました。
制作プロセスは、訴求軸の決定→ワイヤーフレーム作成→コピーライティング→デザイン・コーディングの順で進行。ターゲットAに向けたLPを先行制作し、方向性が定まった後、他のターゲット層への横展開を順次進めました。最終的に5本のLPを制作し、それぞれのターゲットに合わせた訴求設計を行っています。
制作したLPはこちらからご覧いただけます:https://myteam108.jp/
DL用資料制作:ひと目でベネフィットが伝わるクリエイティブ
LP制作と同様にキーメッセージに基づいたDL用資料を制作しました。サービスのベネフィットをひと目で理解できるクリエイティブにこだわり、見込み顧客の初期検討を後押しするコンテンツとして仕上げています。
WEBサイト改善・SEO記事制作
既存サービス「CUBE電話代行サービス」については、流入導線・グローバルナビ・CTAなどWEBサイト全体の改善を実施。あわせてSEO記事を30本制作し、オーガニック流入の強化に取り組みました。記事制作はキーワードマップに基づく優先度管理のもとで進め、着実に成果につなげています。
HubSpot運用支援
要件定義・設定・マニュアル作成・運用支援を一貫して担当。導入後に止まっていたHubSpotの活用を軌道に乗せ、同社の顧客管理・営業管理の基盤構築を支援しました。
成果
1年間で契約数が約15%増加(2025年8月時点)
勝率の高い施策から優先的に実行した結果、ターゲットの契約数がプロジェクト開始から1年間で約15%増加しました。
実施した施策の累計実績(2025年8月時点)は以下のとおりです。
| 施策 | 実績 |
|---|---|
| WEBサイト改善 | 流入導線・グローバルナビ・CTAほか |
| LP制作 | 5本 |
| SEO記事 | 30本 |
| DL用資料 | 1本 |
| 導入事例 | 1本(本数増加予定) |
| HubSpot運用支援 | 要件定義・設定・マニュアル作成 |
クライアント様からの評価
プロジェクトを通じて、クライアント様から以下のようなお声をいただいています。
・納得できる品質とスピード感で、やりたかった施策を一気に進められ、結果にも満足している ・自社で対応していたときとは違う、統一感のあるメッセージを発信できるようになった ・HubSpotの運用が着々と進み、顧客管理の基盤ができた ・シーラベルと一緒に進める中で「そこまで対応してもらえるのか」ということがわかり、途中から契約プランをアップ。より多くのことを依頼できるようになった
シーラベル PMから
マーケティング活動をお一人でやられているクライアント様です。また、長くマーケティングに携わっていらっしゃるので、多様な視点と経験をお持ちです。随時頂戴する様々なリクエストを一つずつ整理しながら、実行スピードが落ちないように意識しました。
プロジェクト1年目は、新規サービス立ち上げに際して契約数UPの施策を中心に実行しましたが、今後は新たなフェーズに入っていきます。短期的な結果に終始するのではなく、中長期でお役に立てる存在になれるよう、引き続き尽力してまいります。
「複数の施策を一気に進めたい」「事業フェーズに合わせて段階的に成長支援をしてほしい」という企業様は、ぜひご相談ください。
(シーラベル PM:中能 麻衣)
企業紹介
社名:株式会社大阪エル・シー・センター
事業内容:電話代行サービス「CUBE電話代行サービス」「My Team108電話代行サービス」の提供
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