HubSpotのマーケティングコンタクトとは？注意点と使い方を説明

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マーケティングコンタクトの概要

HubSpotはコンタクトを2つの分類に分けています。

• マーケティングコンタクト
• マーケティングコンタクト対象外

「マーケティングコンタクト」とは、マーケティングの対象となるコンタクトのことで、HubSpotでは課金対象となります。「マーケティングコンタクト対象外」に設定を変更することで、課金対象から除外できます。

2020年10月以前にmarketing Hubプランを契約した企業の場合、コンタクトの分類は存在せず、登録されたコンタクトは全て課金対象となっていました。そのため、「自社への営業で登録されたコンタクト」や「自社にとってターゲット外のコンタクト」に対してもコストが発生している状態でした。企業によっては、コスト削減のためにHubSpotに登録せずにスプレッドシートなどで管理するコンタクトがあり、二重管理の手間が生じていました。

2020年10月、新プランとして誕生したマーケティングコンタクトでは、マーケティング活動に必要なコンタクトだけが課金対象となり、それ以外はマーケティングコンタクト対象外として扱うことで、HubSpotの利用料金を最適化できるようになりました。

マーケティングコンタクト

マーケティングコンタクトに設定していれば、MA機能を使ってメールを送信するマーケティングEメールや、広告表示が行えます。例えば、リードであるコンタクトを育成（ナーチャリング）してアポイントを獲得するために、メールマガジンやワークフローを用いたステップメールなどを配信しますが、そういったアクションの対象となるコンタクトは、マーケティングコンタクトに設定しておきましょう。

マーケティングコンタクト対象外

コンタクトに対してアクションしない場合は、マーケティングコンタクト対象外に設定しましょう。マーケティング活動の対象外でもHubSpotにコンタクトを登録したままなので、新規事業や経営方針の変更などでマーケティング対象となった際に、マーケティングコンタクト対象外からマーケティングコンタクトへの変更が簡単にできます。

コンタクト設定変更時の注意点

既に登録されている特定のコンタクトを「マーケティングコンタクト対象」から「マーケティングコンタクト対象外」に変更しても、すぐに変更は反映されません。変更されるのは、次回の変更反映日となります。

即時に「対象外」に変更されないため、「契約プランに含まれるマーケティングコンタクト数」を超過した場合、追加料金が発生するというデメリットがあります。

次回の変更反映日の確認方法

変更反映日は、HubSpotの契約内容によって異なります。

• 月額プランの場合：毎月の契約更新日が変更反映日となります。（最初に購入したのが1月28日なら、変更反映日は毎月28日）
• 年間契約プランの場合：年間契約の場合、毎月1日が変更反映日となります。

マーケティングコンタクトの件数に応じた料金

※2023/03/10時点

追加料金の発生を防ぐための注意点

マーケティングコンタクト対象の数をきちんと管理していないと、気づかないうちに契約プランに含まれるマーケティングコンタクト数を超過して、追加料金が発生する可能性があります。

また、セールスフォースの契約中に「HubSpotに乗り換え」または「MAを活用するために同時契約」するなどで、セールスフォースのデータをHubSpotに連携する際にも注意が必要です。

マーケティングコンタクト対象外をきちんと設定して、追加料金の発生を防ぎましょう。弊社シーラベルでは、マーケティングコンタクト対象外にする定義を定め、マーケティングコンタクト数を契約上限の7〜8割程度にとどめるように注意しながら運用していますので、参考にしてください。

まとめ

マーケティング活動に重要なコンタクトですが、「マーケティング対象」と「対象外」をきちんと定義して管理することで、無駄な支出を防ぐことが可能です。

定義をしっかり決め、マーケティングコンタクト数を契約上限の7~8割程度にとどめるように心がけましょう。

シーラベルでは、「CRM/MAツールを導入したい」「マーケティングプロセスを見直したい」「Hubspotを導入しているが活用できていない」企業様をご支援しています。

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